野球を観戦していると
「何人でするスポーツなんだろう?」
「ベンチ入りの人数は?」
などと疑問に思う方も多いでしょう。
今回はプロ野球から少年野球まで何人でやるスポーツなのか?という基本的なことから、ベンチ入り人数、選手交代は何人までできるのかまでを解説します。
野球は何人でやるスポーツ?
野球は、1チーム9人で行うスポーツです。
この9人については、「ナイン」という言葉を使うことがあります。
ただし、指名打者制を採用している場合は、チームの人数は合計10人になります。
指名打者制度とは、ピッチャーが打席に入るべき場面で、代わりに打撃専門の選手が出場することです。このように、野球には様々なルールがあるため、詳しく知っておくことが大切です。
ポジションは以下の通りになります。
①ピッチャー
②キャッチャー
③ファースト
④セカンド
⑤サード
⑥ショート
⑦レフト
⑧センター
⑨ライト
ベンチ入りできる人数は?
野球が基本的に9名でするスポーツということは分かりましたが、ベンチには何人入ることができるのでしょうか。
野球は途中交代できるため、ベンチ入りできる人数は出場メンバーよりも多くなるのが一般的です。
その人数は団体によって決まりがあります。
日本のプロ野球から少年野球までの場合で見てみましょう。
日本のプロ野球
日本のプロ野球では、出場選手登録は「29人」まで可能です。
この内、試合に出場できる選手(ベンチ入りできる人数)は「25人」までとなっています。
試合に出れない4人は「先発ピッチャー」であることが多いです。先発ピッチャーは週に1度の割合で投げるのでベンチには入っていますが、先発予定日ではない日は出場することはありません。
メジャーリーグ
メジャーリーグでベンチ入りできる人数は26人となっています。
ダブルヘッダーが組まれた日は選手不足を緩和するためにベンチ入りが 1枠増やされ、27人となります。
大学野球
大学野球はベンチ入りできる人数は25人が一般的ですが、無制限という大会もあります。
高校野球
高校野球でベンチ入りできる人数は全国大会では選手18人、監督1人、部長(責任教師)1人、記録員(マネージャー)1人となります。
地方大会となると20人が一般的となります。
中学野球
中学野球でベンチ入りできる人数は、10名以上25名以内 (ベンチ入りは20名以内)となります。
少年野球
少年野球でベンチ入りできる人数は10名以上25名以内となります。
プロ野球の外国人枠は何人まで?
外国籍の選手との契約人数には制限はありませんが、試合に出場させるための選手登録には、日本国籍選手とは異なるルールがあります。
実際に登録できる外国人選手は、投手と野手を合わせ4人までと定められています。つまり、投手だけ4人、野手だけ4人といったように、わけて登録するわけにはいきません。
このルールは、外国人選手をバランスよくチームに参加させるために設けられています。選手登録を考える際には、この制限を踏またうえで、チームの力を最大限引き出す必要があるでしょう。
選手交代は何人までできるのか?
サッカーなどの多くのスポーツでは、途中での交代は可能ですが人数の制限があります。
スポーツでは選手交代の制限があるのが一般的かもしれません。
ですが、野球にはそのような人数制限は存在しません。
ベンチに入った全ての選手は、誰でも交代することができます。
ただし、一度ベンチに下がった選手を再び出場させることはできません。
このことは、限りある枠を最大限に活用すること求められる野球において、どのようにメンバーを選び、戦略を練るかを考える上で要なポイントとなります。
まとめ
野球は1チーム9名でやるスポーツです。
ベンチ入りの人数はプロ野球から少年野球まで違いがありますが、選手交代についてはベンチ入りのメンバーであれば人数制限なく交代することができます。
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