野球を楽しむ上で欠かせないアイテム、グローブ。
しかし、硬いままでは使い辛く、ボールをしっかり捕ることが難しいかもしれませんね。
そこで、今回は1日でグローブを柔らかくする簡単な方法をご紹介します!
たった1日でも、プレーのしやすさが格段にアップします。
注意深く手順を踏みながら、グローブに愛情を注ぐことで、野球の楽しさがより一層広がることでしょう。
大切な仲間となるグローブと共に、素晴らしいプレーを存分に楽しんでください!
グローブが硬いままだと問題ある?
野球のグローブが硬いままであることは、野球を楽しむ上で少し不便かもしれません。
まず、グローブが硬いとボールをうまく捕球できないことが増えます。
うまく捕球ができない、というのはボールを捕球しても「はじいてしまう」ことになります。
もちろんグローブが硬いままでもきちんとタイミングを合わせて捕球してグローブを閉じるようにすれば、上手に捕球できますが、グローブが硬いうちは結構難しいでしょう。
また、硬いグローブは、捕球や送球の際に手首や指に不必要な負担をかける可能性があるため、適切な柔軟性が欠けています。
この柔軟性が不足すると、ボールを正確に捉えたり、素早く反応したりするのが難しくなります。
また、硬いグローブを使用すると、野球のフィールディング(守備)が制約されることがあります。
プレー中に素早く動いたり、正確なポジションに移動したりするのが難しく、プレーの品質が低下することがあります。
さらに、硬いグローブは長時間のプレー中に手首や手に疲労を引き起こす可能性があります。柔軟なグローブを使うと、プレー中の快適さが向上し、疲労が軽減されることが期待できます。
野球のグローブが軟らかいと得られるメリット
野球のグローブが柔らかい場合、野球を楽しむ上でいくつかの利点があります。
柔らかいグローブは、ボールを捕球しやすく、守備の品質を向上させます。
柔らかいグローブの5つのメリットを詳しく説明します。
- ボールの捕球がしやすい:柔らかいグローブは、ボールを手にしっかりフィットさせやすく、捕球が容易です。ボールがグローブにしっかり収まるため、フライボールや地面のボールなど、様々な状況でボールを確実に捉えられます。
- 素早い反応が可能:柔らかいグローブを使うことで、プレー中に迅速な反応が可能となります。打球や送球に対して素早く反応でき、守備の正確性と迅速さが向上します。
- 手首と手の負担が軽減:柔らかいグローブは、長時間のプレー中でも手首や手に負担をかけにくいです。特に投手や内野手など、プレー時間が長いポジションでは、手の疲労が軽減され、パフォーマンスを持続しやすくなります。
- グローブの耐久性が向上:意外かもしれませんがグローブは軟らかい方が、一般に硬いグローブよりも耐久性が高いです。柔軟な素材は長期間の使用に耐え、グローブの寿命を延ばすのに役立ちます。
- 快適なプレー:柔らかいグローブは、プレー中の快適さを向上させます。手に優しく、練習や試合中に手の負担を最小限に抑えるため、選手は楽しみながらプレーでき、集中力を保ちやすくなります。
このように、柔らかいグローブは野球プレーの品質と快適さを向上させるために役立ちます。
適切なケアとメンテナンスを行い、グローブの柔軟性を保つことが重要です。
次からはグローブを軟らかくするお手入れの方法について説明します。
オイルを塗る
まずは、グローブの柔軟化に効果的なスプレーオイルを使いましょう。この軟化剤を均等にグローブに塗布します。
グローブの型付け用のスプレーオイルを塗布すると、グローブの柔らかさが向上します。ただし、適切な方法で行わないとシミになる可能性があるため、注意が必要です。
まず、スプレーオイルを均等にかけるように心掛けましょう。これまでは一般的な型付けの手順と同じですね。
注意したいのは、一箇所に大量にかけてしまうとシミになってしまう可能性があるため、細心の注意を払いながら全体にスプレーしましょう。
スプレーオイルだけでもグローブはある程度柔らかくなりますが、よりスピーディーに柔らかくしたい場合はドライヤーを使用します。
ドライヤーで温める
スプレーオイルだけでもグローブはある程度柔らかくなりますが、さらなる効果を望むならドライヤーが頼りになります。
オイルを塗ったグローブをドライヤーの温風で約5〜10分間温めます。
この際、ドライヤーの温度には十分に注意してください。
慎重に行わないと革が縮んでしまい、元に戻らなくなる可能性があります。手に触れることができる程度の温度を目安に調節しましょう。
この短時間の加熱により、グローブは驚くほど柔らかくなります。そして、柔軟性が増したグローブを使って、親指の付け根、小指の付け根を折り曲げたり、捕球面を自分の手の形に合わせて整えます。
グローブをフィットさせることで、より自然な捕球が可能になります。
最後に、型付けが終わったグローブに大きめのボールを挟み、保形ベルトやひもで固定してください。これにより、グローブの形が保たれ、柔らかさが定着します。
ドライヤーの温風を利用する際には、注意が必要です。ドライヤーのメーカーによって温度が異なるため、革を縮めてしまわないよう適切な温度で行いましょう。
自分の手に当て続けても耐えられる程度の温度が目安となります。
ドライヤーで約5〜10分ほど温めることで、グローブは柔らかくなり、型付けが容易になります。その後、親指と小指の付け根を折り曲げたり、捕球面をハンマーやパンチャーで形成していきます。
型付けが終わったら、グローブに大きめのボールを挟み、保形ベルトやひもで固定して完成です。これにより、より自分にフィットしたグローブを手に入れることができます。
注意深く作業を行い、快適なプレーをサポートするグローブを手に入れましょう。
グローブはドライヤーで温めて大丈夫?
革は温度が高すぎると縮んでしまい、二度と元に戻らないこともあります。
「ドライヤー強で直接当て続けても問題ない」と言っている人のドライヤーは恐らくそんなに温度が高くならないやつですので鵜呑みにせず、適切な温度で温めて下さい。
目安は、自分の手に当て続けても耐えられるくらいの温度です。
まとめ
野球を楽しむ際に大切なグローブ。しかし、硬いままではプレーに支障をきたすこともありますよね。そんな悩みを解消するため、今回は素早くグローブを柔らかくする方法を紹介しました。
まず、グローブの柔軟化にはスプレーオイルが効果的。適量を均等に塗布し、シミにならないよう注意してくださいね。
さらなる柔らかさを求めるなら、ドライヤーを活用しましょう。オイルを塗ったグローブをドライヤーで温めることで、驚くほどの柔らかさを実感できます。ただし、温度には十分気をつけて適切に行いましょう。
柔らかくなったグローブを手に、自分の手の形に合わせて型付けします。親指の付け根や小指の付け根を折り曲げ、自分にフィットしたグローブを作り上げることが大切です。
型付けが終わったら、大きめのボールを挟んで保形ベルトやひもで固定しましょう。これでグローブの形が保たれ、柔らかさが持続します。
野球をより楽しむためにも、ぜひこの方法を試してみてください。1日で手軽にグローブを柔らかくすることができます。ただし、注意を怠らず、適切に行うことが重要です。安全に柔らかなグローブを手に入れ、快適なプレーを楽しんでください!
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